ENC28J60とTCP/IPスタックの使い方


 マイクロチップテクノロジー社から、単独のイーサネットコントローラとして
ENC28J60というデバイスが開発発売されています。
このチップは28ピンという小型でしかもDIPパッケージがありますので
自作品をLANに接続するためには、非常に扱いやすいデバイスです。
マイコンとのインターフェースもSPIという標準のシリアルインターフェースです
ので、どのマイコンにも接続できます。

【ENC28J60】
 1.ENC28J60の概要
 2.ENC28J60のメモリ構成
 3.ENC28J60のSPIインターフェース
 4.イーサネットフレームの構成
 5.ENC28J60の初期化手順
 6.ENC28J60の送信手順
 7.ENC28J60の受信手順
 8.受信フィルタの設定手順


 さらにマイクロチップ社からPIC18シリーズ用にフリーソフトのTCP/IPスタック
が提供されています。
 このスタックを使えば、HTTPプロトコルもサポートされていますので、
ブラウザから監視制御できる端末装置がPICで簡単にできてしまいます。
 本ページはこのENC28J60というデバイスの使い方と、これを使って
TCP/IPスタックを組み込む方法を解説しています。

【マイクロチップ社 TCP/IPスタック】  (Ver3.60に更新)
 1.TCP/IPスタックの概要
 2.デモプログラムの概要
 3.デモプログラムを自作基板で動かす
 3.DHCP、IP Gleaning機能の削除
 4.MPFSとWebページの作り方
 5.UDPアプリケーションの作り方
 6.FTPサーバの追加