衝撃センサを使った記憶ゲーム


【概要】

衝撃センサPKS1-4A1(村田製作所製)を使って簡単なゲームを
作ってみました。
下図のように柔らかいスポンジの上に3個のアクリル円板を配置し
それぞれにLEDと衝撃センサを固定しています。
これで、LEDが点灯した円板を指などでつつけばゲームが継続する
ようになっています。

小型の透明アクリル円板に
LEDと衝撃センサを固定して
います。
LEDが点灯したところの円板
をつつけばブザーがなってゲーム
が継続します。


【全体構成】

全体構成はいたって簡単な構成です。
衝撃センサのアナログレベルの入力をA/Dコンバータで検出します。
しかしこのレベルは負の電圧も生成しますので、負電圧レベルを
制限する回路を挿入しています。あとはLEDの制御とブザーだけです。
電源はリチウムイオン充電池で直接動かすことにしましたので
バイパスコンデンサのみとなっています。



【回路構成】

上記構成に基づいて作成した回路図が下図となります。
衝撃センサの電圧レベル制限は最も簡単にダイオードクリップだけで
済ませています。
ブザーはPICのI/Oピンで直接駆動しても十分大きな音で鳴りますので
直接接続としています。



【外観】 

コントローラ部の外観は下図となっています。


ブザーがちょっと大きいので
実装が高くなってしまいます。


★★★ 実装図ダウンロード

ハンダ面側は下図のようになっています。


ハンダ面は
パスコンだけです。


★★★ パターン図ダウンロード



【プログラム概要】

プログラムはメインループだけの1本の流れです。
ゲームの間隔をランダムにするため、ランダム関数を使いました。
これで、時間の間隔をランダムにできますので、ゲームらしくなります。


★★★ 衝撃センサ 記憶ゲームファイル一式





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