GTIDマクロ命令


GTIDマクロ命令

【GTIDマクロ命令の機能】

・GTIDマクロ命令は発行元タスクが、RQSTマクロで起動された時の
 起動元のタスクIDを取得するために使用する。

・同一タスクに対し、複数のタスクがRQSTマクロを発行する時には
 必ずひとつだけのタスクがRQSTを受けつけられる。この受け付ら
 れたタスクIDを要求先タスクが知りたいときにGTIDマクロを使う。
 このタスクIDを知ることで、どのタスクのバッファからデータを取り
 出したら良いか等を判断することが出来る様になる。

・GTIDマクロは直接発行元タスクに戻るので。タスクでは次の処理
 を続けて書くことが出来る。
 この戻ったときのワーキングレジスタ(Wreg)に取得したタスクIDが
 入っている。

・パラメータは無い。

【GTIDマクロ命令の使い方】

GTIDマクロ命令はこれを実行したタスクに直ぐ戻るので、
タスク側はマクロ命令の後に続けて別の処理を書くことが出来る。
また戻った時のWregに取得したタスクIDがあるので待避すること。




【Calling Sequence】

GTIDマクロの呼び出し方は下記。

BCF   INTCON,GIE  ;割り込み禁止
CLRF   PCLATH    ;Bank0指定
CALL   GTID     ;GTIDマクロ呼び出し
(次の処理を続ける)



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