組み立て

１．部品を取り付ける

部品の取り付けは、それぞれ穴空けをしたところに順次はんだ付け
をしながら固定して行きます。順番は背の低いものからというのが
基本です。

(1)最初にストラップ線を配線する
　まずはパターン接続用のストラップ線を取り付けます。ストラップ線
　としては、抵抗やコンデンサのリード線の切れ端がそのまま使え
　ます。

(2)次にＩＣソケットを取り付ける
　ＩＣソケットは向きと、各ピンの挿入が間違い無いかを充分確認して
　から行います。はんだ付けは四方の隅のピンだけに取りあえずし
　ておき、最後に忘れずに全部にはんだ付けします。

(3)抵抗、コンデンサ類を取り付ける
　余り極端にリード線を短くしないように余裕を持たせながら取り付
　けます。はんだ付けをした後は、余分なリード線を切り取りながら
　順次進めます。

(4)最後にコイルなど背の高い部品を取り付ける
　背の高い部品は邪魔になるので最後の方に取り付けます。

(5)配線確認しフラックスなどを取り除く
　誤配線が無いか充分チェックしながら、はんだ付け部分のゴミや
　フラックスを取り除いて行きます。残しておいたＩＣのピンのはんだ
　付けも忘れないようにします。

　抵抗やコンデンサなどの小さくて種類の多い部品は、写真の様な
　パーツボックスで整理すると作業能率も良く、また間違いも少な
　くなるのでお勧めです。