(4)Configuration の入力支援


MPLAB IDEではConfigurationの記述はすべて入力して記述しなければならず
パラメータを調べたりすなければならなかったり、必要なものがわからなかったりで
PICマイコンを使う場合の最初の壁になっていました。

MPLAB X IDEではこれを解消してより便利にするため、Configurationの設定機能
が追加されました。設定は次の手順で行います。


(1)設定用のウィンドウを開く
 MPLAB X IDEのメインメニューから、
  [Window] → [PIC Memory Views] → [Configuration Bits]
 とすると下図のようなウィンドウがMPLAB X IDEの下部に表示されます。
 これがConfiguration Bitのすべての設定リストになっています。このリストはPICファミリ
 ごとに必要なものが表示されますので指定したデバイスにより異なった内容となります。
 最初の表示はそれぞれのデフォルト値となっています。



(2)設定を入力する
 各項目の「Option」欄をクリックすると選択肢がポップアップで表示されますので、ここで
 適当なものを選択します。選択すると[Setting]欄に設定した内容の説明が表示されますので
 設定内容が確認できます。設定を変更すると図のように赤字で表示されます。





(3)コードの自動生成
 すべての設定が完了したら、最下部にある[Generate Source Code to Output]のボタンを
 クリックすると、下図のように設定用のソースリストがOutputの窓に自動生成されます。



(4)コードのコピーペースト
 Outputの窓に表示された内容をそのままコピーしてソースファイルにペーストすれば
 Configurationの設定の記述は完了となります。
 これで設定の過不足や、パラメータ名を調べる必要もなくなり、容易に設定ができるように
 なります。