PMD制御


【PMDとは】

PMD:Peripheral Module Diable Register の略で、16ビットファミリに用意
されているレジスタ機能です。

 PMDxレジスタ内にすべての周辺モジュールごとのPMDビットが用意されています。
そのビットの名称は、xxxMDとなっていて、例えば、T1MD、IC2MD、SPI1MD、AD1MD
などとなっています。

対応するPMDビットをセットして周辺モジュールをDisableにすると、周辺モジュールへの
クロック供給を停止するだけでなく、制御や状態チェックをするためのSFRへの
クロックも停止させて、最小の消費電流の状態となります。
したがってこれらのSFRへのアクセスは無視されてしまいます。

 この周辺モジュールを使う場合には、対応するPMDビットをクリアしてからSFR
を設定して使うことになります。