プルアップ抵抗


【プルアップ抵抗の扱い】

スイッチの入力や、オープンドレイン入力の場合などにプルアップ
抵抗が必要となります。

スイッチの場合には、通常はオフ状態ですからプルアップ抵抗には
リーク電流だけなので僅かな電流しか流れないので、消費電流の
観点では大きな課題ではありません。

しかし、オープンドレインなど常時プルアップ抵抗に電流が流れるような
使い方をする場合には、内部プルアップ抵抗を使うのが便利です。

内蔵プルアップ抵抗はレジスタ設定で有効、無効化が制御できますから、
入力する直前にプルアップを有効とし、入力が終わったら無効化すれば
最小の消費電流とすることができます。

内蔵でなく外付けのプルアップとする場合でも、下図のように電源を
ポートから供給するようにすれば、レジスタ設定で電源をオンオフ
できることになりますから、上記と同じように、入力するときだけRA0を
Highとして使えば最小の消費電流とすることができます。