TCP/IPスタック全体構成


【ファイル構成】

スタックをインストールするとCドライブに下記構成でファイルが生成されます。
この構成の中で、スタックのプロトコルを構成するファイルは、図の赤字で示した
<Include>と<TCPIP Stack>の2つのフォルダに集められています。
従って、この2つのフォルダをコピーして使うことですべてのプロトコルが使えます。

ただし、<TCPIP Stack>内にあるUtilitiesサブフォルダはスタックには直接関係しない
ユーティリティ関連のファイルですので、これは必要ありません。





【ファイルの種類】

この2つのフォルダに格納されているファイルは、下記のようになっています。
基本のプロトコル関連のファイル以外に、デモ用のアプリケーションのファイルも
含まれています。
この中で、黄色の枠のプロトコルは基本となるプロトコルのファイルで、
緑色の枠は、アプリケーションに相当するファイルとなりますので、使う場合のみ
必要となるものです。

また、液晶表示器のドライバ(LCDBlocking)は、特定の液晶表示器用ですので、
異なるデバイスを使う場合には、変更する必要があります。
また暗号化関連のファイルは、標準のプロトコルでは必要がありませんが、
何らかの暗号化をして、ページ情報を送る場合には、使う必要があります。






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