プログラム開発環境の整え方

【用意する開発環境】

プログラム作成にはパソコンが必要です。パソコン無しは基本的に
有り得ないという前提で進めます。
プログラム作成には「MPLAB」というマイクロチップ社がフリーソフト
として提供している開発環境ソフトを使います。
このために必要なパソコンとしては下記のようなものとなります。

項  目

最低限の環境

望ましい環境

CPU 386以上 Pentium以上
メモリ 4MB以上 16MB以上
ディスク容量 100MB以上 500MB以上
OS Windows3.1 Windows95
画面サイズ VGA(640x480以上) SVGA(800x600以上)
その他 プリンタ、PICライタ、

【MPLABで提供される開発環境】

MPLABはIDE(Integrated Development Environment)とも言われ、
その名のとおりPICの全てのシリーズに必要な開発環境が全て含ま
れています。
  
(1)プロジェクトマネージャ
  開発するプログラムに関連する全てのファイルをひとつのプロジェクト
  としてまとめて管理するマネージャです。
  開発時にはまず最初にプロジェクトを新規作成することから始めます。
(2)テキストエディタ
  プログラムのソースコードを書くためのエディタで、単なるエディタと
  異なり、プログラム作成のために便利な機能が含まれています。
(3)PICシリーズ汎用アセンブラ
  作成したソースコードを解読変換して実行形式のファイルを作成します。
  全てのPICシリーズを扱うことが出来ます。
(4)ソフトウェアシミュレータ
  作成したプログラムを実際のPICでなく、パソコン上で擬似的に実行し
  ながら、プログラムが正常に動作するかどうかを、いろいろな方法で
  確認することが出来るものです。
  非常に便利な道具で、作成したプログラムは必ずこれで一度は確認
  しましょう。
(5)PICMASTERエミュレータ
  別に販売されている「PICMASTER]というハードウェアの擬似マシンで
  プログラムが正常に動作するかを実時間で確認することが出来ます。
  これとの情報交換のためのプログラムの道具が用意されています。
   (今回はこれは使いません)

【MPLABの入手先とインストール方法】

マイクロチップ社のホームページからダウンロードできます。
非常に大きなプログラムですので、4分割されている方をダウンロードした
方が楽でしょう。
  

ダウンロード方法とインストール方法の詳細は下記ページを
参照して下さい。

  ★ MPLABの使い方詳細説明


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