テーブルの作り方


【テーブルとは】

ミッドレンジのPICで固定定数をプログラムメモリエリア内に作成する
ことをテーブル作成と呼びます。
この作成には「const]というデータ用の修飾子を使います。生成される
テーブルデータの中味はRETLW命令で作成されます。

具体的な例で説明しましょう。

下記のような数値から7セグンメント数字表示発光ダイオードデータへの
データ変換用テーブルを作成するときに配列定数としたとします。

int LED_SEG[10] = {0x7E,0x0C,0xB6,0x9E,0xCC,0xDA,0xFA,0x0E,0xFE,0xCE};

このままでは、データメモリエリアに初期値が設定された変数として確保
されるだけになってしまいます。

これに下記のように「const」という修飾子をつけます。

int const LED_SEG[10] = {0x7E,0x0C,0xB6,0x9E,0xCC,0xDA,0xFA,0x0E,0xFE,0xCE};

このコンパイル結果は下記のようになります。これから判るように、
定数データをRETLW命令に変換してプログラムエリアのテーブルとして
作成されています。











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