町田ぼたん園


2003年4月 久しぶりに町田ボタン園に出かけてみた。 今年はタイミング
が良く、見事に咲いたたくさんのボタンの花をみることが出来ました。
どれにも全部異なる名前が付いていて、なるほどと思わせる名前や、
おいおいという感じのものまで、名前と比較しながら鑑賞するのもまた
面白いものでした。

【牡丹の歴史】(ボタン園の説明より)
 牡丹の原産地はすべて中国だそうです。古代、中国の原産地方では、牡丹を
薪として利用していましたが、3世紀頃から、根は薬用に利用されているとのこと。
隋の時代には、園芸植物として栽培されるようになり、唐の時代には、多くの
人々に広まるとともに、品種改良も進みました。
 牡丹が日本に渡来したのは、奈良、平安時代で、遣唐使、留学生、僧侶などが
中国から持ち帰ったといわれています。
 鎌倉、室町、桃山と受け継がれ、江戸時代には我が国の美意識に沿うように
品種改良が重ねられ、隆盛をみるにいたり、明治以降は、生産園芸としても
発展し、今日にいたっています。

ピンクの中でも
一際大きい
真紅の牡丹 混色もあり 真っ白もなかなか
紫は趣がある 日傘で被う 広場には鯉のぼり 藤棚も見事

2003年 4月27日 ディジタルカメラ CoolPix950で撮影)



 町田ぼたん園は、町田市の七国山(ななくにやま)と連なるちょっとした
丘の斜面を利用した公園で、100種800株以上の牡丹の花が植え込ま
れ、毎年4月末から5月初めにかけて、赤、ピンク、白、黄色の色鮮やか
な牡丹の大輪の花が鑑賞できます。

 七国山とは、昔、七つの国を見渡せる山だったということで付けられた
名前で、この名前は現在も使われており、周辺には自然環境を生かした
いろいろな施設があります。
また町田市名物として、「七国山」という和菓子もあります。

   
しゃれた入口   広い園内   七国山の眺望   見事な牡丹

   

(1997年4月 ディジタルカメラCP−100にて撮影)


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