どの季節も素晴らしい「薬師池庭園」


(1)由来

薬師池公園は別名福王池と呼ばれ、天正5年(安土桃山時代)に
北条氏照の命により、水田用水池として開拓が始まり、天正18
年(1590年)に開かれた。
 その後何度か泥砂で埋まったりしたが、文化14年(江戸時代)に
再開拓されて今日に至っている溜め池です。
 最近七国山風致公園として整備され、昭和51年から開園し、
現在は新百名園の一つとなっている。
 池には錦鯉や亀が放流され、四季折々の草木を見ることができ、
市民の間で散策の良き場所として親しまれています。


(2)花暦

・梅  : 2月下旬〜3月下旬 白220本、紅30本  
・桜  : 4月上旬〜4月下旬 ソメイヨシノ、シダレザクラ  
・藤  : 4月下旬〜5月上旬 出島の大藤棚  
・花菖蒲: 5月下旬〜6月下旬 2200株  
・大賀蓮: 7月下旬〜8月   2000年前の蓮  
・椿  : 9月  〜5月   1000本  
・紅葉 :  秋          


(3)施設

・旧永井家 : 農家の例として国の重要文化財  
・旧萩野家 : 医家の例として都の有形文化財  
・水車小屋 : 実際に使用していたものを移築  
・炭焼き小屋: 2月〜6月頃炭焼きを行う  
・やくし茶屋: 甘酒、抹茶がおいしい  
・つるべ井戸: 深さ12m
・草木施設 : 藤棚、椿園、万葉草花苑、花菖蒲園、花壇  
・その他  : 滝、釣り鐘

【桜の季節】


 池の全景  池に架る橋    東屋   見事な桜   

 (1997年4月 ディジタルカメラCP−100にて撮影)


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