薬師池に咲く2000年の歴史を刻む大賀ハス


大賀ハスとは、大賀一郎博士が1951年に千葉県検見川遺跡で
発掘した 2000余年前のハスの実3個のうち1個だけ発芽に成功し
咲かせたもので、 その大賀博士の功績にちなんで名づけられたもの
です。
町田市内の薬師池にある大賀ハスは、この発芽に成功したハスから
株分け したもので、毎年7月下旬から8月下旬に見事な花を咲かせ
ています。
年を重ねる毎に花も多くなり、今年も立派な花を沢山見せてくれました。
この季節には、カメラを持った人々が朝早くから詰め掛け、思い思いに
気に入った花を撮っています。

 
(1996年8月 ディジタルカメラDC−2Lにて撮影)

今年(1997年)も薬師池の大賀ハスは咲いていました。
小雨の中で咲く大きなハスの花と、その大きな葉っぱに溜まる水滴は
風情のある眺めでした。 相変わらず、大勢のカメラマンが訪れていま
したが、今年は一寸変わった 人がいました。
ハス池の中に釣り糸を垂れている人がいたのです。 何かと思ったら
ザリガニを釣っていました。何かの餌にでもするのでしょ うか?


 (1997年8月 ディジタルカメラCP100にて撮影)  


久しぶりに薬師池の蓮の花を見てきました。今年は、ちょうど町田市が主催
の「観蓮会」の日に当たり、蓮の葉の茎を通してお酒を頂くという「荷葉酒」
という珍しい行事を見ることが出来ました。
蓮の花の方は、年々背丈が高くなっているようで、上の方に花が咲いている
感じでした。でもやはり大きな花の美しさは抜群です。




                荷葉酒の催し





(2000年8月 ディジタルカメラ FinePix500にて撮影)



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