【概要】
PIC32MXのクロック発振の構成や、有効無効を制御するための関数と
マクロ命令です。
【クロック制御用関数一覧】
主なクロック制御用の関数およびマクロ命令には下記のようなものが含まれます。
関数、マクロ名 機能内容 OSCConfig クロック発振構成の設定用関数
《書式》
void OSCConfig(unsigned long int config1, unsigned long int config2,
unsigned ilong nt config3, unsigned long int config4);
config1 :発振源の選択で下記のいずれかを指定
OSC_FRC_DIV, OSC_FRC_DIV16, OSC_LPRC, OSC_SOSC
OSC_POSC_PLL, OSC_POSC, OSC_FRC_PLL, OSC_FRC
config2 :PLL分周器の設定で下記のいずれかを指定
OSC_PLL_MULT_XX (XX=15,16,17,18,19,20,21,24)
config3 :PLLポストスケーラの設定で下記のいずれかを指定
OSC_PLL_POST_XX (XX=1,2,4,8,16,32,64,256)
config4 :FRCの分周の設定で下記のいずれかを指定
OSC_FRC_DIV_XX (XX=1,2,4,8,16,32,64,256)
いずれのパラメータも不要な場合は0を指定する)
《使用例》
OSCConfig(OSC_POSC_PLL, OSC_PLL_MULT_15, OSC_PLL_POST_1, 0);mOSCDisableSOSC
mOSCEnableSOSC副クロック発振の有効化、無効化を制御するマクロ命令
《書式》
void mOSCDisableSOSC(void);mOSCGetPBDIV 周辺クロック分周器の分周比を取得する
《書式》
unsigend long int mOSCGetPBDIV(void);
戻り値:0,1,2,3のいずれかで分周比は1,2,4,8に相当するmOSCSetPBDIV 周辺クロック用分周器の分周比の設定
《書式》
mOSCSetPBDIV(unsigned int config);
config :下記のいずれかを指定
OSC_PB_DIV_X (X=1,2,4,8)
【使用例】
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