システム制御関数

【概要】

システム制御関数とは、システムののコンフィギュレーションつまり、クロック
やキャッシュなどの設定を行う関数群のことです。

【関数一覧】

システム制御関数には下記のような関数が含まれます。

関数名	機能と書式
SYSTEMConfig	システムを指定したクロックで最適な状態に設定する。ユーザーが 設定パラメータを指定可能 《書式》 　void SYSTEMConfig(unsigend int sys_clock, unsigned int flags); 　　sys_clock　:　クロック周波数指定(Hz) 　　flags　　　：　設定するパラメータ指定 　　　　　　　　　SYS_CFG_ALL　：全パラメータ指定 　　　　　　　　　SYS_CFG_WAIT_STATES：ウェイトステート指定 　　　　　　　　　SYS_CFG_PB　：PBCLKデバイダ指定 　　　　　　　　　SYS_CFG_PCACHE　：キャッシュモード指定 《例》 　SYSTEMConfig(80000000, SYS_CFG_WAIT_STATES | SYS_CFG_PCACHE);
SYSTEMConfigPerformance	システムを自動的に指定したクロックで最適な状態に設定する 《書式》 　void SYSTEMConfigPerformance(unsigned int sys_clock); 　　　sys_clock　：　クロック周波数指定(Hz) 《例》 　SYSTEMCconfigPerformance(80000000);
SYSTEMConfigWaitStatesAndPB	フラッシュメモリとPBCLKデバイダを指定したクロックで最適な状態に 自動的に設定する 《書式》 　void SYSTEMConfigWaitStatesAndPB(unsigned int sys_clock); 　　　　sys_clock　：　クロック周波数指定(Hz) 《例》 　SYSTEMConfigWaitStatesAndPB(80000000);
SYSTEMConfigPB	PBCLKデバイダを指定クロックで最適な状態に自動設定する 《書式》 　void SYSTEMConfigPB(unsigned int sys_clock); 　　　sys_clock　：　クロック周波数指定(Hz) 《例》 　　SYSTEMConfigPB(80000000);

【使用例】

下記の例題は最高速度でポートAをオンオフするプログラムですが、
SYSTEMConfgiPerformance()関数がないと8倍遅い速度で命令が実行されて
しまいます。

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