プログラム メモリの構成


PIC24Fのメモリ構成を説明します。
基本的なメモリとしては、プログラムメモリとデータメモリがあります。
またメモリでは無いのですが、レジスタ群として、16ビット×16個のレジスタ
が演算用のレジスタとして用意されています。

【プログラムメモリ】

24ビット幅の命令格納用メモリで、フラッシュメモリとなっています。
プログラムカウンタで指定されたアドレスの命令が取り出されて実行され
ます。このときプログラムカウンタは+2ずつカウントアップするようになって
います。
これはプログラムメモリを固定データの格納用に使う時にバイト単位での
アクセスを可能とするためです。

プログラムメモリは全部で4Mワード×24ビットの構成となっていますが、
そのアドレス空間は、下図のように使われています。
図のように全体は広い空間ですが、実際に使われているのは、ほんのわずかな部分
だけでPIC24Fのデバイス種類により異なります。
PIC24FJxxGAのxxの部分がメモリサイズを表しています。
コンフィギュレーション メモリがRAMで構成されていて電源オフで、消えてしまう
ため、毎回リセット後に書き直してやる必要があります。
このため実装されているメモリの一番最後の2ワードにコンフィギュレーションワード
が書き込まれていて、リセット直後にこのメモリから本来のコンフィギュレーション
メモリエリアに自動転送されて動作を開始します。

プログラムメモリの最初の方には割り込み用のベクタが配置されています。










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