【コンパレータの構成と使い方】
PIC10F204/206に内蔵のコンパレータの構成は下図のようになっています。
まずコンパレータの入力のプラス側は、外部ピンのC+、C-の選択ができ、
マイナス側は外部ピンのC-か内部リファレンス(0.6V)の選択ができます。
コンパレータ出力は、COUTENビットで許可すれば出力ピンCOUTに出力
されます。出力極性をPOLビットで切り替えることができます。また出力を
CMPOUTビットでモニタすることができます。
CMPT0CSビットによりタイマ0への入力ソースを外部ピンのT0CKIかコンパ
レータ出力のCOUTに切り替えることができます。
CMPONビットでコンパレータの動作の停止制御をします。
CWUビットでコンパレータ出力をウェイクアップ用の信号として使うかどうか
を指定できます。
【関連SFR】
このコンパレータの動作モードを設定するSFRはCNPCONレジスタとなり、
下図のような構成となっています。
各ビットの制御動作は上記ブロック図にあるとおりです。CMPOUTビット
だけがReadOnlyで残りはRead/Write可能です。
【使用例】