【概要】
エンハンスドPIC16ファミリを使って極低消費電力の時計をつくってみました。
XLPファミリで液晶パネルコントローラも内蔵しているので直接液晶パネルを
接続して低消費電力化ができます。
低消費電流の温度センサも一緒に組み込んで温度表示もできるようにしました。
これで計算上はコイン電池で1年以上動作するはずです。
外観は下図のようになっています。
【全体構成】
この時計の全体構成は下図のようになっています。
PIC16LF1937という40ピンの最新デバイスを使っています。
これで24セグメントの液晶パネルを直接駆動できます。
1秒パルスはタイマ1の外部発振としてクリスタル発振子を使いました。
発振周波数の微調整用にトリマコンデンサを付けています。
あとは温度センサはアナログ電圧出力タイプですが、消費電流は数μAの
ものですから常時動作状態としています。
【製作】
作成した基板のはんだ面は下図のようになっています。液晶パネルとの
接続はパターンが通せるようにして任意の接続とし、あとはプログラムで
合わせこんでいます。
【ダウンロード】
下記から関連データをダウンロードできます。
基板関連
回路図
パターン図
組み立て図
プログラム プロジェクトファイル1式