外部接続インターフェース


【J1:電源の接続】

電源接続は基板のDCジャックに、汎用の2.1φのDCプラグで接続します。
供給電源としては8Vから12V程度の直流とします。最大負荷電流は150mA程度です。

9VのACアダプタから供給されることが多いと思われますので、その場合に都合が
良いようにしています。
アダプタの極性はどちらでも対応できるようにしていますので、気にしなくてもOKです。

【CN3:アナログ入力コネクタ接続】

PICのA/Dコンバータを使う場合に、アナログ信号を入力するための外部接続コネクタ
です。下図のように外部信号を接続します。
この場合の外部入力電圧は、最小値は0Vからで、最大値は0.5V〜1.5Vとなっていて、
基板上のRV1、RV2の可変抵抗により最大値を調整することができます。




ただし、チャンネル0については、JP1のジャンパを接続することで、基板実装済みの
温度センサと直接接続することが出来ます。この場合には、外部入力はチャネル1側
だけが接続可能となります。
温度センサについては、測定範囲が、0℃から150℃の範囲で調整でき、基板上の
可変抵抗RV1を調整することで、最大値を可変することができます。





【CN1:ディジタル入出力コネクタ接続】

汎用のディジタル入出力ピンとしてして使う場合には、下図のような接続構成として
下さい。ディジタルICとの接続は直接接続が可能です。高電圧や大電流をドライブ
するときはトランジスタなどを追加します。MOSFETトランジスタでしたら図のように
直接接続が可能です。
この場合でも、基板内蔵のセグメントLEDには抵抗経由で接続された状態ですので、
場合によるとLEDが点灯することもあります。
入力、出力どちらにするかは、TRISレジスタへの設定で指定します。




【CN1:液晶表示器接続】

汎用ディジタル用のコネクタは液晶表示器用としても使えるようになっています。
例えば、良く使われる、16文字2行や20文字4行の液晶表示器の場合には、
下図のような接続構成とします。
16文字タイプと20文字タイプでは電源とグランドが逆になっているので接続に
注意して下さい。
またR/W端子は使わないので、図のようにグランドに接続して下さい。オープンの
ままだと表示が出ませんので注意。
30kΩの可変抵抗は輝度調整用です。液晶表示器に直接か、外部に取り付けて
下さい。




【CN2:FET出力コネクタ接続】

モータや高電圧、高負荷電流のものを動かす時に使えるMOSFETトランジスタの
ドライバ出力用のコネクタは、下図のような接続構成とします。
駆動用の電源は外部に用意するものとします。最大24Vで1A程度まではドライブ
可能です。ただしオンオフ時のノイズ対策は十分注意して下さい。




【CN4:パソコン等とのシリアル接続】

 パソコンなどとRS232Cのシリアルインターフェースで接続するときに使います。
市販のパソコン用の9ピンのオスメスのシリアルケーブルでストレートタイプを使って
接続します。
 接続した状態でパソコン側の通信ソフトには「ハイパーターミナル」などを使います。
このときCOMポートのプロパティ設定は下記のようにして下さい。

  ビット/秒    :PIC側の通信速度に合わせる
  データビット数 :8ビット
  パリティ     :なし
  ストップビット  :1ビット
  フロー制御   :なし



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